GetSID API(クラシック)

概要

_GetSID API_を使用することで、エンドユーザーのSecurity Identifier(SID)を取得できます。

Engage APIを通じてキャンペーンを起動するためには、ターゲットユーザーのSIDがパラメーターとして必要となるため、GetSID APIはユーザーのSIDがすぐには利用できない環境からキャンペーンを自動的に起動するために特に便利です。

GetSID APIの呼び出し

PortalはEngage APIをREST APIとして以下のURLで公開しています:

https://[portal.company.com]/api/inventory/v1/getusersid

URLの[portal.company.com]を、あなたのPortalの外部DNS名に置き換えてください。

エンドユーザーのSIDを取得するには、UTF-8でエンコードされたJSONペイロードに2つのパラメーターを含めてAPIのURLにPOSTリクエストを送信してください(GETリクエストはサポートされず、404エラーが返ります)。

名前
説明

fieldName

ユーザーを取得するために使用されるフィールドの名前。

ユーザーを以下のどちらかで検索します:

  • name: ユーザーのログオン名。

  • dn: Active Directoryのユーザーの識別名。

fieldValues

指定されたフィールドで検索する値のリスト(現在、1つの要素に制限)。

EngageのAPIへのリクエストのJSONペイロードの例:

{
 "fieldName": "name",
 "fieldValues" : ["foobarUser@example.com"]
}

HTTPヘッダー

GetSID APIへのPOSTリクエストには、以下のHTTPヘッダーを使ってJSONコンテンツと基本認証を指定します。

Content-type: application/json

Authorization: Basic [base-64(user:password)]

[base-64(user:password)]を、キャンペーンを起動するためにAPIにアクセスする権限を持つNexthinkユーザーの認証情報(base-64エンコード)に置き換えてください。

エラー条件

リクエストに対する応答として、何か問題が発生した場合、Portalは次のいずれかの回答を送信する場合があります:

エラータイプ
HTTPコード
原因

アクセス拒否

未承認 401

  • 認証エラー

検証エラー

不正リクエスト 400

  • 無効なJSON

  • 無効なエンコーディング

  • 無効なContent-type

  • 不足または無効なfieldName

  • 不足または多すぎるfieldValues

不明なエラー

内部サーバーエラー 500

  • 未定義の内部エラー


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