Data Enricher (classic)

概要

データエンリッチャーは、CollectorがNexthink Cloudに送信するユーザー宛先の情報を補完するソフトウェアコンポーネントです。

Windows Serverにデータエンリッチャーをインストールすると、企業イントラネット内のActive DirectoryおよびDNSサーバーに接続されます。

取得された情報

データエンリッチャーは、サーバーから次の情報を取得します。

  • Active Directoryからのユーザー情報:

    • 識別名

    • 名前

    • フルネーム

    • 部署

    • 職位

    • 所在地

    • 地域名

    • 国コード

    • 組織単位名

  • 逆引きDNS検索からの宛先情報:

    • Fully Qualified Domain Name

これらのデータは、オンプレミス設定のEngineから取得したデータに似ています。 ユーザーフィールドのLocation, Locality name, Country code, and Organizational unit nameは、Nexthink Experienceでのみ利用可能です。

見積処理時間

利用可能なネットワーク帯域幅が25 Mbpsの場合、Windows Server 2016上で実行されているデータエンリッチャーをAzure VM(Standard_F4s - 4 CPUコア、8 GBメモリ)で部分更新する際の以下の時間が測定されました。

ADからユーザー情報を取得するために測定された時間:

ユーザー数
時間

500 k

< 7 分

250 k

< 3 分 30 秒

100 k

< 1 分 30 秒

50 k

< 40 秒

20 k

< 20 秒

10 k

< 10 秒

1

< 5 秒

DNSサーバーから宛先のFQDNを取得するために測定された時間:

宛先数
時間

500 k

< 20 分

250 k

< 10 分

100 k

< 4 分

50 k

< 2 分

20 k

< 1 分

10 k

< 30 秒

1

< 5 秒

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